Kazuto
シックハウス症候群は病気の家、つまりその名の通り、室内環境が原因で起こる症状です。室内環境が原因で起こる症状の中には病名がつくものもありますが、シックビルディング関連病と呼ばれています。
シックハウス症候群やシックビルディング関連病を引き起こす室内環境因子は様々ですが、ボンドのような化学物質も原因の一つとして考えられています。
接着剤のほか、室内の塗料・防腐剤・難燃剤などがシックハウス症候群を引き起こす原因となります。どれも住宅建築につかわれているものです。しかし、近年ではシックハウス症候群の要因になることから、使用しない住宅も増えています。化学物質を使用しない家づくりにこだわる住宅会社の方に、子どもの健康を守るための考え方をうかがいました。
岡田代表
京都で子どもの健康を守る家を建てているロイヤル住建の代表、岡田です。私がお答えしますね。
シックハウス症候群の要因となる化学物質は、家の様々な場所につかわれています。建材・断熱材・接着剤・塗料・床・壁・合板などに含まれていて、新築がシックハウス症候群を引き起こしやすいと言われているのはこのためです。化学物質の中でもアルデヒド類・VOC類は安価なので、新築物件の家具などに多くつかわれていました。
室内化学物質濃度は経年で濃度が減少する傾向にありますが、子どもの健康を守ることを考えれば、この数年は大きいものです。特に京都などの盆地では気候の関係で換気不足になりやすく、数年経っても高い濃度が検出される可能性が高いです。シックハウス症候群を引き起こさないためには、なるべく化学物質をつかわないのはもちろん、十分に換気できるシステムを採用する必要があるでしょう。より詳しく解説していきますね。
シックハウス症候群の要因となる化学物質の一つとして、微⽣物由来揮発性有機化合物があげられます。微生物の二次代謝によって産生される化学物質ですが、シンナーや塗料などに含まれています。また、微⽣物由来揮発性有機化合物の一部は、鼻・眼・喉の粘膜に刺激することが分かっているので注意が必要です。アレルギー性鼻炎やアレルギー性結膜炎を引き起こすリスクも上昇するため、室内環境の改善が求められます。
微⽣物由来揮発性有機化合物の濃度は、結露がある家の方が高いことが分かっています。濃度を下げるには、結露や発生源となるカビなどの微生物の発生を防ぐのが大切で、通気性をよくする必要があります。換気性能が優れている家を建てて、化学物質の濃度を減少させましょう。
シックハウス症候群の要因として挙げられる化学物質、準(半)揮発性有機化合物は可塑剤につかわれています。可塑剤は材料に柔軟性を与え、加工しやすくする物質のこと。住宅内装材や建材に用いられるプラスチック製品やポリ塩化ビニルなどに使われています。
シックハウス症候群を避けるには、準(半)揮発性有機化合物が揮発して付着した埃を、掃除でこまめに取り除くことが大事です。ですが子育ての忙しい中で、小まめな掃除をするのは非常に大変です。埃は特に床の上に溜まりやすく、お子さんがはいはいしたり走り回ったりする度に舞い上がることとなります。床に埃が溜まらないようなシステムを導入する必要があるでしょう。
ロイヤル住建の家は、ボンドなどの化学物質をつかっていません。また、住宅に、優れた換気性能を持つシステムを導入しています。濾過粒度10ミクロンの高性能フィルターでキレイな空気を取り込んで、室内吸気口からキレイな空気を部屋に循環させます。
さらに、床上30cmに溜まりやすい汚れた空気・チリ・ダニ・埃は、床上に設けられた室内排気口により排出してくます。換気装置は24時間運転なので、換気率が低くなる心配がありません。換気ダクトは消音型のため、稼働していても音が気にならないのが魅力的です。
ロイヤル住建では、住宅で測定対象となる揮発性有機化合物について、全棟引渡し前に測定を実施しています。
測定対象となっているのは、ホルムアルデヒド・トルエン・エチルベンゼン・キシレン・スチレン・テトラデカン・アセトアルデヒド・パラジクロロベンゼンの8種類。1m²あたりのすき間を表すC値と共に数値化することで、どの程度の化学物質が体に取り込まれる可能性があるのか、人体に影響が出ないかを自分の目で確かめられます。
大人にとっては少量でも、小柄な子どもにとっては大量の化学物質であったという場合も考えられます。数値による検査が徹底された建築会社を選ぶべきです。
Kazuto
子どもの健康を守るために、極力ボンドなどの化学物質を使用しない家を建てるのは当然のことです。その上で、わずかな化学物質や埃などが溜まりやすい床上30cmの汚れを空気と共に排出してれるロイヤル住建の家は、より徹底した健康管理ができるといえそうです。
また、化学物質を使用しない家づくりをしているといっても、作業途中に揮発性有機化合物が舞ってしまい、家に染み付いているといったケースも考えられます。数値の測定が明確に行われていることを調べた上で、建築会社を選ぶべきだと思います。
「健康で快適な環境、安心できる空間を提供すること」を目標に、京都で50年以上家づくりを続けてきたノウハウを活かし、家族が安心安全に暮らせる住まいを提供しているロイヤル住建。
子どもの健康を守りたいという親のため、身体に危険なものが含まれないキレイな空気の中で、一定に保たれた気温・湿度の家をつくっています。
「健康で快適な環境、安心できる空間を提供すること」を目標に、京都で50年以上家づくりを続けてきたノウハウを活かし、家族が安心安全に暮らせる住まいを提供しているロイヤル住建。
子どもの健康を守りたいという親のため、身体に危険なものが含まれないキレイな空気の中で、一定に保たれた気温・湿度の家をつくっています。
引用元:ロイヤル住建HP(https://royal-juken.jp/feature/feature01.html)
空キレイズムは、常に屋外の新鮮な空気をとりいれることで身体に良く、快適・省エネ~エコな室内環境をつくりだす人と家に優しい換気システムです。高性能フィルターと室内排気口を使い、キレイな空気は家の中へ、汚れた空気は家の外へと換気します。
さらに夏は涼しく、冬は暖かい。そんな理想的な住空間が空キレイズムの家。さらに室内の温度差を目標値5℃以内とし、お部屋の中での温度が大幅に異なる部分を作らない工夫をします。